スキーバスには他のツアー客も一緒に乗って移動するため、乗車は注意事項を守って行うようにしなければなりません。乗車前について注意しなければならない点としてまず挙げられるのは、集合時刻を厳守するということです。スキーバスは、路線バスなどと同様に定刻がくると出発してしまいます。遅刻をすると他の交通手段でスキー場まで向かわなければならなくなるので、集合時刻の数分程度前までに集合場所に到着できるように行動しましょう。
また、スキーバスでは多くの人がスキー用具やスノーボードを持参しますが、乗車する車両によってはトランクに積み込められる数が制限されていることがあるので、予め確認しておく必要があります。もし、移動中に用具が破損するのが心配なのであれば、宅配業者に宿泊先に発送してもらった方が良いです。次に、乗車時は必ずシートベルトを締めましょう。夜間に移動するスキーバスだと、睡眠時にシートベルトを緩めたり、外したりする客がいますが、シートベルト未着用だと着用時に比べて交通事故に遭遇したときに怪我をする確率が高くなるので、絶対に外してはいけません。
また、近年は多くのスキーバスで車内が禁煙となってます。タバコを吸いたい場合はバスが休憩場所の駐車場に到着し、休憩時間になったときに外の喫煙スペースで吸うようにしましょう。車内の飲酒については、あまりにも飲み過ぎてしまうと他の乗客に迷惑がかかり、場合によっては乗車を断られてしまうので、できるだけ避けましょう。